瞬脳活性(2)

まずこのソフトが、どのようなコンテントを、どのような機能で、どのように使えるのかを少し整理して説明しておいたほうがよさそうです。後々説明しますが、画面のユーザーインターフェースはそれほど洗練されたものでなく、最初はちょっとconfusingだったりします:

  • まずコンテントですが、DB4500の場合、桐原書店のDB4500で網羅されている英単語・熟語が基本となります。これを単語レベルでお勉強するか、文章でお勉強するという2通りの使い方がコンテントです。具体的にはこんな感じ:

    • 6つの難易度レベルに分かれている
    • 各々のレベルごとに約50-60セッションある
    • 各セッションに5-10の例文がある
    • トータルで332セッション・約2500例文(DB4500)と言うことになりますね。
  • これを画面表示させる際の方法が、英文、和文、英文フラッシュ表示の3種類あります。
  • これをマイクを使っての発音の検証か、タイプでのdictationかで学習と言うことになります。分かりましたでしょうか?念のため、下図を添付しておきます:


  • 例えば、英文を英語で表示させてマイクから発音して正しいかどうか検証する(赤線)と言うような使い方、あるいは英文をフラッシュ表示でごく短時間(時間は指定可能)表示させてタイプして正しくタイプできたかどうかを検証する(青線などの使い方ができるわけですね。
  • もちろんそれ以外の組み合わせも上表から自由に考えられますが、私が今回評価するのは上記の2通りです。なぜならばそれがこのソフトのもっともユニークな部分だからです。
  • また、組み合わせとしては可能でも現実的でないケースもあります。和文で表示されたのを英文で発音してチェックなどがそうです。和文を英文に直す場合にはいく通りもの正解があり得るため、それが収録されている英文ドンぴしゃりになる確立はとても低いのであまり意味がありません。和文―>英文を丸覚えしたいのなら別ですが、それもまた無意味でしょう。
  • また、フラッシュで一瞬、表示された英文をretainしておいて正確に全文発音するのはとても難しく3級レベルではまず無理な方法です。タイプするのであれば何とかいけるでしょう。